4月27日、越谷市議会において全員協議会が開催され、執行部より「新型コロナウイルス感染症に対する越谷市の取組み」の説明がありました。
その①【感染症対策】

《感染症対策》
●感染者数
感染者 36人(4月24日現在)
(内訳)入院中の方    9人
退院した方   11人
自宅療養中の方 16人
 
●診療体制
市内の医療機関で受診
→ 感染の疑いがある場合 保健所に相談
→ 必要に応じPCR検査実施
       → 感染(陽性)が判明した場合 県へ連絡し入院調整
 
① 重症者 感染症指定病院へ入院
② 中等症 一般医療機関に入院
③ 軽症者 宿泊施設又は自宅で療養
*市内医療機関において、発熱患者など感染の疑いがある患者についても、診療控えがないよう
市長から医師会に依頼
 
●検査体制
1 PCR検査機器2台(保健所) 1日に最大20人の検査可能
2 医師会の協力で「ドライブスルー方式」によるPCR検査を実施
(4月27日から保健所敷地内) 1日に20人程度の検査可能
 
●入院体制
新型コロナウイルス感染症で入院可能な医療機関
1 「越谷市立病院」
 *市立病院は、感染症指定病院ではないが、現在、数人の入院患者を受入れている。
今後、さらに受け入れを拡充していく予定
2 「獨協医科大学埼玉医療センター」
*獨協病院は、感染症指定医療機関のため、埼玉県が入院調整を行っている。
 
 《埼玉県の病床確保状況》4月17日現在
① 超重症・重篤者・・・・ 12床
② 重症者(一部中等症)・・ 75床
③ 中等症(要入院者)・・ 213床
            計  300床
 
●隔離体制(宿泊施設体制)
宿泊施設の確保は、県が実施
*市内には、軽症者を受け入れる宿泊施設は設けられていない。
*県及び越谷支部の旅館業組合ともに受け入れは難しいとの回答
 
●搬送体制
感染患者の状態
重症患者・中等症(入院が必要な場合)保健所が感染予防対応の専用車(陰圧アイソレータ付きワンボックス車)で、
埼玉県が指定する医療機関に搬送
*患者の状態によっては、救急車で搬送
  軽症者
自家用車で入院医療機関に受診