1月10日、県議会で所属をしている「企画財政委員会の視察」にて埼玉県深谷市で行われている自動運転の調査を行いました。
埼玉工業大学では自動運転技術の開発に力を入れており、自動運転技術開発センターを設立するなど、特に自動運転バスの開発に注力しています。さらに深谷市と埼玉工業大学を含む7事業者で「深谷自動運転実装コンソーシアム」を結成し、自動運転レベル4の実現を目指しています。今回の視察では、令和6年1月に大型自動運転バスを使用した約13.6キロメートルの実証実験に参加してきました。
今回の調査を実施するにあたり、現在埼玉県が抱えている地域交通の課題は、少子高齢化社会の中でどのように地域公共交通の維持・改善を図っていくのか。さらにドライバー不足への対応をいかに改善するかが、大きな課題点としてあります。
これらの課題に対し視察した自動運転の技術は、ドライバー不足を大幅に解消することが期待されています。さらに自動運転化により公共交通網がさらに拡充すれば高齢者がどこに住んでても快適に移動ができ、生活できる環境が整います。