6月4〜5日、埼玉県議会『産業労働企業委員会』の視察を行なっています。

本日(6月4日)の視察先は

『とちぎビジネスAIセンター(栃木県宇都宮市)』

です

概要

とちぎビジネスAIセンター(栃木県宇都宮市)

- 設置日:令和3年5月

- 栃木県の「新とちぎ産業成長戦略」に基づき設置された施設。

埼玉県の課題

埼玉県の経済がさらに持続的に成長・発展するためには、新たな産業の育成に繋がるイノベーション支援や、企業の生産性向上を目指したデジタル化AI化の支援が必要です。

栃木県の調査事項

AI・IoT技術の導入支援

栃木県では、産業の持続的発展と「Society5.0」の実現を加速するため、県内企業におけるAI等の導入・利活用を支援する拠点として「とちぎビジネスAIセンター」を設置しています。

具体的な施策

1. 普及啓発と個別相談

- 企業訪問を通じた普及啓発活動。

- AI等の導入を検討する企業に向けた個別相談。

- 企業の状況に応じた適切な支援の提供。

2. 技術体験機会の提供

- AI等の技術を活用した機器の体験機会を提供。

3. デジタル人材の育成

- 企業を対象としたワークショップや研修講座の開催。

- 企業の成長に貢献できるデジタル人材の育成を推進。

視察の成果

「とちぎビジネスAIセンター」の取り組みを調査することで、埼玉県で進めている企業のデジタル技術導入支援に係る施策の推進に参考となる具体的な事例や知見を得ることができました。

結論

埼玉県においても、様々なAI、DX化の政策を講じているところではありますが、栃木県のように企業のデジタル技術導入を支援するための専用施設の設置や、企業訪問を通じた普及啓発、技術体験機会の提供、デジタル人材の育成にさらに力を入れるべきだと感じました。このような先進的な取り組みは、県内企業の生産性向上と新たな産業の育成に大いにつながると思います。