「大規模災害における電力並びにwi-fi設備の整備について」

質問(細川)

大規模な災害が発生した際は、越谷市内の避難所などには多くの帰宅困難者や住民が集まることが予想され、その場は情報収集や情報発信をするため、携帯電話の使用が多くなると予想される。さらに被害が大きければ長時間電力が復旧しないことも予想され、多くの携帯電話がバッテリー切れになる恐れもある。災害時には水・食料などの確保は当然必要なりますが、同様に電力の確保も、現在のIT化が進んでいる現代において必要不可欠である。更に、自宅において人工呼吸器を使用している方などは、電力の消失は、直接命に係わる。各自治体も災害時の電力確保に向けて取組みが進められているが、越谷市における各公共施設や避難所、個人宅における電力確保の整備について質問する。また、2019年インターネットの利用率は約90%で、さらに世帯ベースでのスマートフォンの普及率は約77%となっており、通信と情報端末は日常生活には欠かせないものとなっている。災害時に避難所などにいても安心して情報の入手と発信ができる環境整備が求められるが、各避難所などのwi-fi等の整備についてお聞きしたい。

答弁(市長)

電力設備の整備については、指定避難所92施設において、非常用発電設備を有する施設が18か所、太陽光発電設備を有する施設が15か所、そのうち両設備を有する施設が6か所となっている。その他約180台の発電発動機を備蓄している。長時間停電する時は東京電力パワーグリッドとも連携し必要な電源確保に努める。Wi-Fi整備については13地区センターの15か所整備を進めており、本年4月に運用を開始する予定。今後も被災者が安心して避難生活が送れるよう環境整備を図っていく。