10月10日、自民党県議団から提出された「埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例」が取り下げられました。

私も反対していた1人として非常に安堵しています。

先週金曜日の常任委員会で可決して以降、この条例について多くの報道機関が取り上げ、そしてたくさんの方々が反対の意思を示していました。

放置に対するあまりにも広い解釈や、現場の声とはかけ離れたケースが想定されているなど、この条例が可決すると多くの混乱を招くことが想像できました。

今回は多くの県民の皆様によってこの議案が取り下げらる結果となり、改めて埼玉県民のパワーを感じました。

他方、子どもへの虐待や放置による痛ましい事件、事故が起こっているのも事実です。虐待の予防・防止を促進させるためにも、改めて社会や働き方にそくした取組みが必要であり、行政や議会が真摯に向き合うことが必要だと痛感しました。