埼玉県議会 人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会 視察②

『成城大学・スポーツとジェンダー平等国際研究センターによる最近の取り組み』

センターは、スポーツを通じてジェンダー平等を推進することを目的とし、女性が自分の意欲と能力に応じて活躍できる社会の実現を目指しています。活動は多岐にわたり、女性のスポーツ参加の促進やトランスジェンダー選手の出場規制など、スポーツとジェンダーに関連する問題の研究や発信を行っています。近年、国際的にも女性の活躍や性の多様性を受け入れる動きが拡大しており、センターはその研究拠点としての役割を果たしています。

シンポジウムの開催や研究者の育成にも力を入れており、東南アジア諸国の行政担当者や企業との連携も行っています。これにより、スポーツ政策にジェンダーの視点を取り入れることや、女性のスポーツ参加を阻む社会的要因の調査が進められています。また、今回の視察では大学生とグループワークを行い、「スポーツと女性」について意見交換を行いました。